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2012/09/06 (Thu)

名器の品格・下付き

総合	A+
フィーリング	S
ユーザビリティ	C

フィーリング		ユーザビリティ
柔軟性	S	耐久性	B
締め付けの強さ	D	メンテ・使い勝手	C
刺激の強さ	C	コストパフォーマンス	B
密着感	S	造形・成型精度	B
挿入感	S	付属品	A

製造メーカー	NPG
サイズ・大きさ分類	中型ホール
構造	無次元加工
仕様	重量672g 全長17cm 内部長13.5cm 下付き 素材品質にバラつき多し 硬化品・軟化品がある関係で評価にバラ付き有り
付属品	ミニローション 桐箱
価格帯	7000円台（Amazon 4000円）
実売価格	7200円くらい（Amazon 4500円くらい）
販売店	大人のおもちゃ通販大魔王 大人のおもちゃ通販ホットパワーズ アダルトグッズ：NLS Amazon.co.jp

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非常に軟らかい素材ですね
今や多くのソフト系素材が出ていますが、それでもまだまだ最高クラスの柔軟性です。
オイルブリードが酷いので手がギトギトになりやすいです。
匂いは香料が強いのか妙に甘い匂いがします。
人によっては気になるレベルかもしれないですね

内部は殆ど隙間の無い構造で「道なき道」と言われるだけの事があります。
ですが素材の軟らかさの関係で締め付けを感じません。
挿入時は適度な軟らかさで肉を掻き分けるような感触があり、入れていても圧迫感も無く包み込まれているような感じです。
この感覚が非常に気持ちよく、他ではあまり味わえないと思います。

内部構造は非常に複雑で、余す所無く粒々がありヒダやポルチオ、大きなうねりが加えられています。
ですが非常に軟らかい素材の関係であまり感触が無く、一際大きいボルチオやうねりが刺激の主軸になっている感じです。
とは言え完全に潰れているわけでなく、ストロークするとジワジワと蓄積されている感覚もあり絶妙なバランスを保っていると思います。
なので非常にマッタリしていますがペースを上げるとその分だけ答えてくれるポテンシャルはあると感じます。

何より、うねりやボルチオのコツコツした刺激よりも挿入感の良さが一番気持ちよさに繋がっている感じで、ただ肉を掻き分ける感覚を楽しんでいるだけでも満足してしまいます。
素材も伸縮性があるのである程度の大きさでも飲み込む力があり、圧迫感も感じないので束縛された感じも無く、射精には開放感があります。
また、穴の位置がかなり外側で土手が盛り上がっているので入り口付近が当たり易くて正常位でのストロークで打ちつけた時の感触は非常に良く、据え置きくらいでしか味わえない感動を味わえます。

これだけの複雑な構造を出来る技術はすばらしいですが、やはり調整が難しいようで軸ズレや素材のバラつきが激しいようです。
自分の場合は特にはありませんでしたが入り口がボソボソになっていて、そのまま使ったら裂けてしまい、時々内部の削れカスが出たりするので耐久性はあまり期待してません。
とは言え、あまり裂けが進行しなくサイズも非常に大きいですし、外側の加工で特に弱い部分や特別負荷が掛かっている部分も無いので意外にあるかもしれません。

ただ、メンテナンスに関しては劣悪で洗浄も拭き取りも大変です。
内径は0に近く軟らかいので雑に使うと傷が付き裂ける可能性もあるでしょう。
特に拭き取り棒を入れる場合斜めの構造の関係で入れづらく、うねりも大きいので引っかかり易いので怖いです。

使用に関しても軟らかいので曲がりやすく、大きいので持ちづらいと言う部分で動かしづらいです。
少々扱いには慣れが必要かもしれません。
また、入り口が裂けやすいので可能なら半田ごてなどで修正する事も考えた方が良いでしょう。
さらに言ってしまえば、かなり高価な物なので中々手が出せないと言うのも難しいポイントです。


このように癖が強い部分も多いですが、使用感に関してはオンリーワンの性能がある事も事実です。
マッタリ系の一つの到達点とも言えるので買う価値は非常に高いと思います。
筆者も、購入には戸惑いましたが結局満足する買い物だったと思います。
大事に使えば長く持ちそうでコストパフォーマンスも悪くないと思うので、是非使ってもらいたい一品ではあります。
勿論、高刺激型の人には合わない可能性が高いので何とも言えないんですがね。


扱いは面倒ですが、それに勝る感動と使用感があるということで、評価をSにしたいと思います。
過激な構造の多いオナホールの中では本物に非常に近いのでリアリティを求めたり、高刺激の物に慣れて本番で駄目だったり、またはマッタリ系で良いのが欲しい人にお勧めしたいです。

ただ、普通の人が最初に買うとなると扱いは難しいですし刺激も分かりづらいのでお勧めはしづらいです。


ついでに上付きと下付きの違いは穴の位置の違いでもあるのですが、それによって内部のスペースの取り方が違います。
上付きは穴が真ん中に近くなるので厚みが均等になりやすく、内部のうねりの角度が鋭角になっているので刺激などが上がり易いらしいです。
ただ、その分内部が短くなりやすくうねりが大きいので手入れもしづらく耐久性は総合的に良くないらしいです。

なので自分は可能な限り長め、耐久性を考えて下付きを選びました。
やはり欠点としては下側が薄くなりやすい事でした。


追記：
硬化品という本来より硬いものが出回ることがあるようです。
その場合あまり具合が良いという話は聞かないので気をつけるべきでしょう。
その点に関しても在庫の回転率が良さそうなところの方が劣化が少ない可能性はありますね。

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